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寝台列車で行くコーンウォールと世界遺産バースを訪ねる

ツアーイメージ

このコースのポイント

  • @ ロンドン・パディントン駅から夜行寝台列車 ナイト・リビエラ・スリーパー に乗車。
  • A 地の果てと呼ばれるイギリス本土最西端の地 ランズエンド を観光。
  • B イギリス版モン・サン・ミッシェル、 セント・マイケルズ・マウント を観光。
  • C 王侯貴族の温泉保養地として栄えた世界遺産の町 バース を観光。

寝台列車「ナイト・リビエラ・スリーパー」

ナイト・リビエラ・スリーパーの写真
 ▲ナイト・リビエラ・スリーパー
ロンドン・パディントン駅の写真
 ▲ロンドン・パディントン駅

「ナイト・リビエラ・スリーパー」の発車時刻は23時50分。列車が入線するのは21時半過ぎで、乗車できるのは22時半過ぎ。ロンドンのパディントン駅からイングランド最西端の終着駅ペンザンスまでは約491kmあり、昼間だったら約5時間の距離だ。夜行寝台列車の場合は、朝の8時過ぎに到着するように調整して走る。 寝台車には1人部屋のファーストクラス(一等車)と、2人部屋のスタンダードクラス(ニ等車)があり、2人部屋は二段ベッド。朝にサーブされる朝食もファーストクラスは紅茶、クロワッサン、オレンジジュース、クッキー。スタンダードクラスは紅茶とクッキーのみと少し差がある。朝7時過ぎには車掌が朝食を配り始めるので、なんとなく目覚めてしまうはず。食堂車もつながれているが夜行寝台列車では使用されていない。寝台車には小さいながらも洗面台やタオルが用意されているので、顔を洗ったり歯を磨いたりできる。



青い海と空に輝く南西部コーンウォール

ミナーク・シアターの写真
 ▲ミナーク・シアター
ランズエンドの写真
 ▲ ランズエンド

イングランドで唯一ケルト文化が残っているのが、イングランド最西端の地コーンウォール地方だ。アーサー王伝説をはじめとする聖人伝説や妖精伝説なども残り、コーニッシュクロスと呼ばれる石の十字架や不思議な形の石の遺跡が点在している。 見どころは、ロイーナ・ケイドという一人の女性の情熱によって断崖絶壁に建てられた屋外劇場ミナーク・シアターや、地の果ての異名をもつイギリス最西端の地ランズエンド、イギリス版モン・サン・ミッシェルと呼ばれるセント・マイケルズ・マウントなど。特にマウント湾の約300m沖あいに浮かぶ島セント・マイケルズ・マウントは、干潮時だけ陸続きになるため、時間に合わせて訪れる人が多い人気観光スポットとなっている。 また、リゾート地として人気の高いセント・アイブスは、19世紀にターナーが訪れて以来、芸術家の町として有名。美術館やアートギャラリー、画廊、おしゃれで美味なシーフードレストランが集まっている。



王侯貴族の温泉保養地として栄えた世界遺産バース

ローマン・バスの写真
 ▲ローマン・バス
ロイヤル・クレッセントの写真
 ▲ロイヤル・クレッセント

エレガントなジョージ王朝時代の建物が残るバースを訪れると、一瞬18〜19世紀にタイムスリップしたような感慨にとらわれるかもしれない。最大の観光名所は、2000年前にローマ人によって建てられたローマン・バスだ。当時は最先端の温泉と社交場、神殿が併設された巨大な温泉総合施設だったが、その遺跡を現在はローマ浴場博物館として公開している。隣接するパンプルームは18〜19世紀当時お茶を飲む場所として使われていた部屋で、現在もアフタヌーンティーが楽しめる人気スポット。 現在のバースの街並みが造られたのは、ジョージ王朝時代(18世紀)以降で、温泉に治療効果があることが知った王侯貴族や上流階級の人々がこぞって温泉保養にやって来たのがきっかけ。これらの人々が落としていったお金で、ヨーロッパ最高建築の一つと評されるロイヤル・クレセントなど、ジョージ王朝時代様式の美しい建築物が次々と建設された。



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文 :木谷 朋子
写真提供 :英国政府観光庁、 木谷 朋子