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魅惑のイギリス紀行 古都エジンバラ、ヨークと中世の大学町ケンブリッジを訪ねる三都市物語

ツアーイメージ

このコースのポイント

  • @  世界遺産 エジンバラを観光。
  • A 中世の姿がそのまま残る 古都ヨーク へ2連泊。
  • B  ノース・ヨークシャー・ムーアズ鉄道 に乗車。
  • C 映画 『ハリー・ポッター賢者の石』 の撮影で使われた ゴースランド駅 (映画の中ではホグスミード駅として撮影)も通る。
  • D 13世紀から続く名門大学 ケンブリッジ のカレッジを見学。

スコットランドの首都エジンバラ

エジンバラ城の写真
 ▲エジンバラ城
ホリールードハウス宮殿の写真
 ▲ホリールードハウス宮殿

1995年に世界遺産に登録されたエジンバラは「北のアテネ」と呼ばれるスコットランドの古都。町はジョージ王朝時代の洗練された建築物が残るオールド・タウンと18世紀末に碁盤の目のように整備されたニュータウンに分かれている。 観光の中心は三方を断崖絶壁に囲まれたエジンバラ城だ。火山の噴火によってできた岩山カッスルロックの上に立ち、エジンバラの町を一望できるベストなロケーションにある。 もう一つの観光名所ホリールードハウス宮殿は、マーガレット王妃の息子ディビッド一世の修道院がその起源。修道院は1540年代にヘンリー八世によって破壊され、今も廃墟となっているものの、宮殿の方は現在もエリザベス女王のスコットランド滞在時の居城として使われている。エジンバラ城とホリールードハウス宮殿を結ぶ道はロイヤルマイルと呼ばれ、ニュータウンができる前まではエジンバラの町の拠点だった。



中世の香りが漂う北イングランドの古都ヨーク

ヨーク・ミンスターの写真
 ▲ヨーク・ミンスター
ヨーク城壁の写真
 ▲城壁

西暦71年にローマ人によって築かれた城塞都市ヨーク。西暦400年にローマ帝国が崩壊してローマ軍が撤退した後は、5世紀にアングロ・サクソン人がこの地に町を築いた。7〜8世紀にはヨーロッパ中の学生たちが集まる学問の町として栄えるが、866年にバイキング(デーン人)が襲来。このバイキング侵略時に「ヨービック」と呼ばれるようになったのが、ヨークの町名になった由来といわれている。その後も、ノルウェー人、ノルマン人など、数々の征服者によって侵略され支配される時代が続いたのは、この地が戦略的に北イングランドの重要拠点だったため。 見どころは、中世の華麗なステンドグラスが残る大聖堂「ヨーク・ミンスター」と一番の人気観光スポット「ヨーヴィック・バイキング・センター」、中世の美しい街並みがそのまま残る「シャンブルズ周辺」。町にはアンティークショップやおしゃれなティーハウスもありぶらぶらするだけでも楽しい町だ。13世紀に築かれた城壁はもともとローマ時代に築かれたもの。城壁の上は散歩道になっている。



映画『ハリー・ポッター賢者の石』に登場したノース・ヨークシャー・ムーアズ鉄道

ノース・ヨークシャー・ムーアズ鉄道の写真
 ▲ノース・ヨークシャー・ムーアズ鉄道
ノースヨークムーアズの写真
 ▲ノース・ヨーク・ムーアズ国立公園

ノース・ヨーク・ムーアズ国立公園は荒涼とした風景が続くムーア(丘)の中にある。面積は約1433平方km。イングランド最大のへザー(ヒース)原野としても有名で、ヒースの花が咲く8月から9月にかけてはムーア全体が紫やピンクに染まる。 この原野を走るノース・ヨークシャー・ムーアズ鉄道は、ピカリング〜グローモント村間の約29kmを約1時間で走るイギリスでも歴史のある保存鉄道の一つ。1835年に敷設され、30年間馬車鉄道として使われた後、1865年に鉄道が開通。100年後の1965年に廃線となったものの、多くの鉄道ファンの力で1973年に復活した。鉄道ファンだったら泣いて喜びそうなピカピカの蒸気機関車が往時の姿のまま走っているのが最大の見どころだ。現在この鉄道は、鉄道OBや鉄道ファン、地域住民など、さまざまな人のボランティアによって支えられている。途中のゴースランド駅は、映画『ハリー・ポッター賢者の石』の撮影でホグワーツ特急の終着駅ホグスミード駅(ホグワーツ魔法学校ある場所)として撮影された場所。この駅は人気テレビドラマ『ハートビート』に出てくる村としても使われるなど、さまざまなロケ地として使われているせいか、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっている。



世界の優秀な頭脳が集結する大学町ケンブリッジ

キングス・カレッジ・チャペルの写真
 ▲キングス・カレッジ・チャペル
ケンブリッジ ケム川の写真
 ▲ケム川

オックスフォード大学と並び、イギリスの大学を代表するケンブリッジ大学。中世時代から今日に至るまで「我こそがイギリスの学問の中心地」とオックスフォードと激しく張り合ってきた。世界的な頭脳が集結し、そのレベルはオックスフォードと互角。現在までに60人以上のノーベル賞受賞者を輩出している。ただ、町や大学の規模はオックスフォードの方が大きく、ケンブリッジの方がコンパクト。徒歩や自転車で十分に見てまわれる広さだ。メインストリートには、おしゃれなレストランやカフェ、ショップなども点在する。 主な見どころは、イングランド内でゴシック建築の最高峰と評されている「キングス・カレッジ・チャペル」、ヘンリー八世が創設した「トリニティ・カレッジ」、ベニスにある溜め息の橋を模して造られたケンブリッジ版の「溜め息橋」周辺、素晴らしい芸術品が多く収蔵されている「フィッツウィリアム博物館」など。カレッジによって、観光客の入場を許可していないところ、入場料をとるところなどがある。5月中旬〜6月中旬の試験期間中は、全てのカレッジが閉鎖され観光不可となるので要注意だ。



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文 :木谷 朋子
写真提供 :英国政府観光庁