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イギリス周遊ハイライト紀行

このコースのポイント
- @ 初めてのイギリス旅行を計画している人向けの人気ルートを網羅。
- A エジンバラ、湖水地方、ロンドン に全て2連泊でゆったり滞在。
- B コッツウォルズでは今年開園100周年を迎える ヒドコット・マナー・ガーデン へご案内。
スコットランドの首都エジンバラ
1995年に世界遺産に登録されたエジンバラは「北のアテネ」と呼ばれるスコットランドの古都。町はジョージ王朝時代の洗練された建築物が残るオールド・タウンと18世紀末に碁盤の目のように整備されたニュータウンに分かれている。 観光の中心は三方を断崖絶壁に囲まれたエジンバラ城だ。火山の噴火によってできた岩山カッスルロックの上に立ち、エジンバラの町を一望できるベストなロケーションにある。 もう一つの観光名所ホリールードハウス宮殿は、マーガレット王妃の息子ディビッド一世の修道院がその起源。修道院は1540年代にヘンリー八世によって破壊され、今も廃墟となっているものの、宮殿の方は現在もエリザベス女王のスコットランド滞在時の居城として使われている。エジンバラ城とホリールードハウス宮殿を結ぶ道はロイヤルマイルと呼ばれ、ニュータウンができる前まではエジンバラの町の拠点だった。
ピーター・ラビットの絵本の世界が現存する湖水地方
100年以上前の景色がそっくりそのまま残る湖水地方は、年間約1400万人が訪れるイギリスを代表する観光地。大小あわせて500以上の湖と豊かな山々の自然が魅力のイギリス随一の景勝地として有名だ。湖水地方の4分の1は現在ナショナル・トラストの所有となっており、これは『ピーター・ラビットのおはなし』の作者ビアトリクス・ポターが、湖水地方の景色を永遠に残すために彼女の私有地をナショナル・トラストに寄贈したためといわれる。絵本の世界そのままの景色が残るニア・ソーリー村のポターの家ヒル・トップや、原画が展示されているホークスヘッドのビアトリクス・ポター・ギャラリーは、現在ナショナル・トラストの管理下にある。湖水地方を愛した文学者の中に、もう一人忘れてはならない人がいる。湖水地方出身の桂冠詩人ウィリアム・ワーズワースだ。彼が住んでいた家ダブ・コテージと、彼が後年に住んだ家ライダル・マウントは、ヒル・トップに並ぶ湖水地方観光のメッカとなっている。 ハイライト紀行では、ウィンダミア湖での遊覧船クルーズを楽しみ、下船後は、ウィンダミア湖最南端のレイクサイドから蒸気機関車「ハヴァースウェイト鉄道」に乗車する。終点までは約18分間と短距離だが、イギリスの保存鉄道に乗る絶好の機会。レヴァン渓谷の美しい素朴な景色を車窓から楽しもう。
中世の面影を残す絵のように可愛い村々
ハニーカラーの家々
イギリス人の心の故郷であり憧れの理想郷でもあるコッツウォルズ。北はチッピング・カムデンから南はバース周辺一帯まで、南北に広がる約160kmの丘陵地帯をコッツウォルズ丘陵、そこに点在する村々を総称してコッツウォルズと呼んでいる。近年「イングリッシュ・ビレッジ」の代表格として、イギリス随一の人気観光地となった。 コッツウォルズ・ストーンと呼ばれる蜂蜜色(ハニーカラー)のライムストーンで造られた可愛らしい家並みは、13〜14世紀にかけて羊毛産業で富を得た商人たちが建てたもの。コッツウォルズでは一時期ヨーロッパ大陸まで輸出するほど羊毛産業が栄えたが、産業革命以降一挙に衰退。人々は村を捨てて都会へ出ていってしまった。村が中世の姿をとどめているのは、産業革命から取り残され開発されずにすんだためだ。 主な村は、コンクールでその美しさを何度も表彰され、「絵画のように美しい村」と呼ばれるカッスル・クーム、工芸家のウィリアム・モリスが「イングランドで一番美しい村」と讃えたバイブリー、アンティークの村ストウ・オン・ザ・ウォルド、400年以上の歴史をもつ駅馬車時代の宿場ブロードウェイ、最もイングランド的といわれるバートン・オン・ザ・ウォーター、ハニーカラーが最も美しいといわれるチッピング・カムデンなど。
2007年に100周年を迎えるヒドコット・マナー・ガーデン
パリ生まれのアメリカ人ローレンス・ジョンストンによって造られたコテージ・ガーデンの集大成。イギリスを代表するコテージ・ガーデンとして知られ、ケント州にあるシシングハースト・ガーデンに並ぶ名庭園として人気が高い。ローレンスは、イタリア、フランス、イギリスの庭園様式を詳細に研究し、1907年、36歳のときにヒドコット・マナーの土地を購入。約40年間かけてこの庭を完成させたといわれている。 イチイの垣根で区切られた25個の庭は、ホワイトガーデン、レッドボーダー、ロングウォークなど、一つ一つに名前がつけられている。ローレンスの死後、ヒドコット・マナーは1948年にナショナル・トラストの所有となり、今もナショナル・トラストに管理されている。2007年はヒドコット・マナー・ガーデンの100周年ということもあって、コッツウォルズでは1年間を「ガーデン・イヤー」と銘打ち、さまざまなガーデン・フェアを各村で開催している。
シェイクスピアの生誕地ストラットフォード・アポン・エイボン
小さな田舎町ストラットフォード・アポン・エイボンも、シェイクスピアのファンが集まる英文学の一大聖地。シェイクスピアの生家や妻アン・ハサウェイの家、シェイクスピアがロンドンの演劇界から引退した後に住んだ家ニュープレイス、孫のエリザベス・ホールの夫トーマス・ナッシュの家、シェイクスピアの墓がある聖トリニティ教会、シェイクスピアの母が幼少時に住んでいたメアリー・アーデンの家など、シェイクスピアゆかりの地が点在する。これらのゆかりの地を訪れるツアーバスも町の中を巡廻している。 また、この町はシェイクスピアのお膝元というだけあって、劇場の町としても有名だ。エイボン川のほとりに建つロイヤル・シェイクスピア劇場、スワン劇場、2006年にオープンしたコートヤード劇場は、シェイクスピア劇団(RSC)の本拠地。イギリスを代表する舞台俳優たちが舞台に立つ憧れの劇場で、世界中から演劇ファンが訪れる。